あいかわらず日本語三昧です

 なんでいま和書なのかというと、日本を舞台にした日本の人たちの話を読みたくなったから、だと思う。

 2009年ごろも大量に和書を読んだけど、そのときは翻訳ものの児童書が中心。
 今回は日本の作家さんが書いたものが中心。

 昨日、豊田高専の多読の集まりがあって参加してきました。けれど、借りた本は和書ばかり。わざわざ時間とコストをかけて豊田高専まで行って和書ですか、と、今までの自分にない行動パターンが可笑しい。

 ありがたいことに多読で培った洋書の読書力は、少々離れていてもそう簡単には衰えないだろうという信頼があるから、安心して和書読書に走れます。

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サンタクロースの秘密

book クロード レヴィ=ストロース (著), 中沢 新一 (著, 翻訳)

 昨年(2009年)亡くなられたんだよね、レヴィ・ストロース氏。名前をはじめて知ったのは大学のとき。文化人類学概論、みたいな授業だったんじゃないかな。
 レヴィ・ストロースといえば『悲しき熱帯』だろう、と思うんだけど、そっちは読んだことがなくて、たまたま図書館でこのタイトルと著者名に惹かれて手にとりました。レヴィ・ストロース氏がユダヤ系だということは知っていたから、彼がクリスマスというキリスト教のイベントをどう捉えているのかな、って思って。
 薄い本なので、ゆっくり読んでも1時間ほどで読めます。

 おもしろかった。書かれたのは1952年。戦後の復興期で、家庭や地域社会の伝統的なイベントだったクリスマスが商業的な要素が色濃くなってくる様子を指摘し、古い伝統がすたれそうですたれない現象、そこに見えるすたれさせない人間の心理についての指摘に、なるほどと興味深く読みました。

 ローマ帝国の時代に行われていたサトゥナリア祭のこと(サトクリフの『第9軍団のワシ』でも言及されてる)や、スイスや北欧にみられるクリスマスのヤギ(エルサ・ベスコフの絵本『ペッテルとロッタのクリスマス』に登場)など、絵本や児童書にでてくるお祭りのことが言及されている点と、ヨーロッパの人たちの季節観が簡潔に理解できる点が、興味深くてよかったです。

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読了本をイヤープランナーにメモ

 本を読んだら記録をとるのが好きです。記録がないと、あっという間になにを読んだか忘れてしまうので。
 記録媒体は手書きのメモ帳、ブログ、ポメラでテキストファイル、3カ所に分散。タイトル一覧はExcelで作成しているけど、こちらは数ヶ月に1度、まとめてつけています。
 夏のおわりごろからもう一つ、記録が加わりました。それは、イヤープランナーに読了本のタイトルを記入すること。
 わたしが使っているイヤープランナーは、じゃばら式で1年1枚。ひろげれば半年分が一覧できるというものです。平日は職場と家の往復でほぼ終わってしまうので空欄が多い(仕事の予定は社内用ネットワークを使うので、プライベート用の予定表にはよほど重要なことしか仕事ネタは記入しない)。
 空欄が多いとなんだか悲しいので、イヤープランナーに読了本のタイトルを書いてみたら、これが意外と楽しいです。メモ欄は狭いので、0.3ミリのシャープペンでちまちまと小さな字で書き込みます。
 イヤープランナーは1日に何度も見るので、そのたびに、読んだ本のタイトルが目にはいる。タイトルが目にはいると、ああ、あの本か、と記憶が呼び戻される。3ヶ月前に読んだ本も昨日読んだ本も一覧できるのは、なかなか快適です。

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