ドイツ語多写

 ひさしぶりにドイツ語本を発掘してきました。プロイスラーの"Krabat"。
 すらすら読むほどやさしい本を大量に集めるのも大変なので、ドイツ語本はこれ1冊。これをノートに筆写しています。
 左のページに英語。右のページにドイツ語。
 対訳方式なわけだけど、日本語と対訳にするよりはわかりやすいので、この方式。辞書は使わず。ただ筆写するだけ。
 ようやく第1部を書き終えて、第2部に突入しました。約1万語。
 ちくちくと書いていたら、家人が「何やってるの?」とのぞきこみ、書いたものをみてひとこと、「なんだ、写経か・・・・」
 写経ちゃうんですけど、と反論しかけてやめました。意外と的確な表現かも。だって内容を理解して書いてるんじゃないもの。わからないけど書くのがおもしろいから書いてる。書くうちになんとなくわかってくる。
 わからないなりにおもしろいんですよね(笑)。 

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Krabat ドイツ語版朗読CD

book Krabat [Audiobook] (CD) Otfried Preussler (著, 監修)

 ドイツの児童文学作家オトフリート・プロイスラーの『クラバート』の朗読CD,ドイツ語版です。

 このお話は日本語版と英語版を読みました。とてもお気に入りです。お気に入りが長じてドイツ語版(原書です)も手元にあったりするので、ちらっとドイツ語版をながめてみようかなぁ、とおもったのがことのはじまりです。

 ちなみにわたしはドイツ語、いっさいわかりません。

 まず、英語とドイツ語の本を使って対訳で読もうとしたんだけど、挫折。

 で、英語とドイツ語の対訳ノートを作りはじめました。

 対訳ノートというのは、ノートの左ページに英語版を筆写して、右ページにはそれに対応するドイツ語を筆写する、というだけ。筆写するだけだから辞書はいっさい使いません(というか、ドイツ語の辞書をそもそもわたしは持ってない)。

 いま、第1部の第4章のとちゅうくらい、約6000語分くらいを筆写終了。ドイツ語はさっぱりわからなくて当然と思っていたら、意外と英語から類推できるところもあるので、けっこう面白いです。

 でも発音はさっぱりわからない。発音が知りたいので朗読CDを探したら、なーんと、あるではないですか。(これってほんとに朗読CDなの?映画のサントラとかじゃないよね?とかなり疑心暗鬼な状態で発注したのですが、届いたCDはちゃんと朗読CDでした。あー、よかった。)

 で、ドイツ語版朗読CDで聞き読みしています。Abridged版なので、聞き読みするのもけっこう大変ですが、筆写ノートで聞き読みしてると英語をちら見できるので、いまはあのシーンか、とわかる。するとドイツ語がわかるような錯覚が体験できる。

 対訳ノートを筆写するには莫迦みたいに時間がかかるので、1冊まるまる手書きはむりだろうと思っていますが(6万語もあるんだもん)、6万語の英語とドイツ語を書き写し終わったときに、まるっきりわからなかったドイツ語がどう変化しているのか、楽しみなような気もして・・・。

 飽きたらさっさとやめるだろうけど、いまはけっこう面白いと思っているので、面白がってる間は対訳ノートづくり&聞き読みを続けてみようかなぁ、なんて考えています。  

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