いま、こんな本を読んでいます

book

大丈夫やで
 ~ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし~

坂本フジエ (著)

いま、こんな本を読んでいます。
わたしはいまのところ母になる予定はないけど(^^;)

ページを繰っていると、「そうやんなぁ」って心にしみこむことばが多いのん。

あ、本の文章が関西弁なんで、影響されて、わたしもいまは関西弁モードになってます(笑)。

本のタイトルになってる 「大丈夫やで」 ってことばも、魔法のことばやなぁ、と思う。

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『カラー版 里山を歩こう』

book カラー版 里山を歩こう (岩波ジュニア新書)
(著)今森 光彦

里山ということばを
知ったのはいつごろだったんだろう。
図書館で見た写真集だったはず。
そのことばと滋賀県の美しい棚田の風景は
わたしの中でワンセットになっている。


最近、ふと思いたって
今森光彦さんの著書をいくつか、
あらためて読み直しています。

そのうちの1冊がこの本。

この人がうつす写真からは、
里山は常に人が維持しているから保たれているということが伝わってくる。
風景写真の多くは人の姿を排するけれど
この人の撮る写真の中では、
その風景の中で働く人々の姿が
ごく自然に収められている。

写真を撮る人と映し出される人の
距離の近さを感じる、
そんな絵。

今森さんがフィールドにしている
大津市の仰木のあたりは、
確かにすばらしいところだけれど。

身近なところにこんな魅力的なフィールドがあるんだよという
実例でもある。

仰木は今森さんが出会ったフィールドだけど、
ここだけじゃなくて
きっとほかにも、自分の身近なところにもきっと、
こういう魅力的なフィールドはあるんじゃないの?と
問われているような気もする。

わたしにはそんなふうに感じる本です。

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『神戸新聞の100日』

book 神戸新聞社

 1995年1月17日午前5時46分。 淡路島西部・神戸を中心とするエリアを襲ったマグニチュード7の大地震。

 神戸新聞の本社がある三宮の神戸新聞会館も壊滅的な被害をうける。
 建物の損傷はもちろん、編集の中心であるコンピュータシステムも作動しない。
 それでも神戸新聞の編集部は新聞をだすと決断。
 そして、不可能を可能に変える壮絶な取り組みがはじまる。

 友人にこの本のことを教えてもらい、いまさらながら読みました。
 去年1月にTVで放映されたドラマ『神戸新聞の7日間』の原作本です。

 阪神・淡路大震災の発生からすでに17年近く。
 いまの今まで、この本を読んでいなかった自分が情けないなぁと思うのだけど、いま、このタイミングで出会えてよかった、とも思います。

 考えさせられたし、涙がこぼれることもあったし、消化しきれない部分もたくさんたくさんある。
 でも、勇気もたくさんもらいました。

 わたしにたくさんの宿題をつきつけてくれた本なので、折に触れて、また読み直していきたいなぁ。
 負けないもんね、わたしも。
 そう言えるように。

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記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

book

 ひょんなことから「こんな本があるんだよ」と教えてもらいまして、最近、つらつらと読んでいます。

 本来、読みものじゃないんですけどね。でも、読んでいるとおもしろいの。

 タイトルどおり、新聞の記事を書くためのハンドブックです。大方針から実にこまかいところまで、こんなことにまでガイドラインがあるのか~、ってびっくりするような内容ばかり。

 書かれているルールやガイドラインを読んでいると、こまかいガイドラインのその奥に、ベースになっている原則が透けて見えてくるんです。

 ベースになっている原則、それは、
・誤解のないようにわかりやすく読み手に情報を伝えること、だったり、
・記事の中で書かれる人に対する敬意、だったり、
・この情報を伝えることで読み手が元気づけられたり、安全を得られることを優先、という意思だったり。

 毎日届けられる新聞は、とても全部は読みきれなくて、ざっと読んでひもでくくっちゃったりしちゃうんだけど。
 でも、書いている記者さんたちは、こんなにたくさんのルールをふまえたうえで、伝えるべきこと、伝えたいと思っていることを伝えようとしてくれてるんだなぁ、って。

 このハンドブックは、記事を読むだけではすくいとりきれない、書き手さんの気持ちをかいまみることができる点が面白いなぁって思う。

 あれ? ってことはつまり、わたしはこれをハンドブックとしてじゃなくて、小説のような気持ちで読んでる、ってことになるのかな。それってきっと本来想定されているこの本の正しい使いかたからは逸脱しているんだろうなぁ(笑)。

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行かないようにしてるんだけど…

 活字中毒なので書店は大好き。でも一度入るとかならず何冊か連れて帰ることになってしまうのでなるべく近寄らないようにしています。

 職場から徒歩5分くらいのところに大きな書店があって、行こうと思えば昼休みにでも行けちゃうんだけど、とにかく行かないようにがまんがまん。

 けれども、仕事のストレスがたまったりするともうだめ。もうやってらんないっ!とキレると、気分転換に昼休みにでも向かってしまう。昼休みに書店に行ってもほんの5~10分で帰ってこなくちゃいけないから気ぜわしいだけやんと理性はのたまうけど、感情が言うことをきかない。まあ、書店に行ってほんの10分まわるだけで気分転換がある程度できて、気持ちよくお仕事に戻れるのなら、お昼を食べる時間を削ってでも書店に行ったほうが建設的、と。

 で、行ったら行ったで、時間がなくても何も買わずにって出られないのよね。目につくものでおもしろそうなものをぱぱっと手にとってしまう。

 先週もちょっとそんな日があって、2冊、お持ち帰りしてしまいました。

 1冊目はこちら。

book

『はげまして、はげまされて~93歳正造じいちゃん56年間のまんが絵日記~』

 TVの『ナニコレ珍百景』で紹介されたのをたまたま見てて、うわ、あれ、本になったんや~!と。

 30歳代で息子さんの誕生を契機に絵日記を描きはじめ、毎日描いて、その冊数が大学ノート2000冊以上、という話。それすごいな!と素直に驚嘆。

 だから書店で再会したとき、即お持ち帰り決定。

 どれもユーモラスなんだよね。絵もいいけど手書きの文章がまたぬくもりがあっていい味だしてるん。で、56年の年月がたったの200ページ弱の本になっちゃうの。56年って計算したら2万日以上あるのよ。本1ページが実際には3ヶ月に匹敵ですよ。浦島太郎のお話をライブで見てるみたい。生きてるってすごいねぇ。

 とここまで書いて気がついた。ちょっと待って。2万日で2000冊ってことは、10日でノート1冊ペース? 正造じいちゃんの記録エネルギーすごすぎる。敬服。

 

 さて、お持ち帰り2冊目はこちら。

book

 

 塩野七生さんの新シリーズ。

 ローマもろくに読み終わらないのに十字軍がスタートしてしまいました。追いかけるの大変です。

 ギュスターヴ・ドレって、最近よく見るなぁ。旧約聖書とか神曲とか、つい最近も書店で平積みになってた。そのときはさんざん迷ってやっとのことでお持ち帰りをあきらめたのに。

  ドレと塩野さんの組み合わせで来られたら、お手上げです。くー。

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神様のカルテ iphone,ipad用電子ブック

 神様のカルテ(夏川草介/小学館)の電子ブックiphone,ipad用アプリが昨日(8/15)からダウンロード開始になりました。
 さっそくipod touch にダウンロードしてみました。書籍は500円、音声データはいまは特別価格で85円(8/27まで)。詳細はこちら

 本のほうは紙媒体がすでに手元にあるので電子データは不要なのだけど、日本語の電子ブックって初めてなので、どんなもんかなぁ、とお試し気分です。

 音声はエラーがでてダウンロードができません。がーん。島本須美さんの朗読だから、ぜひ聴いてみたかったのに。明日、再チャレンジしてみよう。

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コロボックル物語、講談社文庫で復刊

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 永らく書店にご無沙汰していたのだけど、ひさしぶりに立ち寄った文庫本の新刊コーナーでふと見つけたのがこの表紙。コロボックル物語。
 わお!復刊されたんだぁ。
 いまは第4巻まで復刊されたそうな。

 同じ本が何冊も家にあってどうするんだと思ったけれど、イラストが増えているし、あとがきも増えてる。まあいいかと、復刻版の1巻から4巻まで大人買いしました。

 写真の右側が、2010年に復刊された第1巻『だれも知らない小さな国』。字が大きくなってるぶん、ページが増えてる。解説は梨木香歩さん。
 左側の青い表紙は、わたしが小学生の頃に買ったもの。奥付をみると昭和54年の版。定価240円。解説は神宮輝夫さん。

 小学生の頃からの愛読書。こうして新たな装いで世の中へ。ここからさらに新しく手にとってくれる人たちが増えるといいなぁ。

 講談社『IN POCKET』2011年8月号に、4巻め復刊記念として佐藤さとる氏と有川浩さんの対談が載っています。佐藤さとるさん、お元気そう。うれしいなぁ。

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ぼくのネコにはウサギのしっぽ

book 朽木 祥(著)

 これはいい。よかった~。
 くすくす笑ってほろっとくる。
 こんな繊細な気持ちをずっと保ってると、かえって生きにくいかもしれないけど。

 子どもたちと動物のふれあいを描いた物語が3編、収録されています。

 こども向けだとおもっておとなが読まなかったら、もったいない。

 お子さんはもちろんですがおとなの方にもおすすめです。

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月の石

book  トールモー・ハウゲン(著)

 楽しかったー。
 幻想的で風景描写が美しくて。

 6人の話が同時進行するので、キャラクタを把握するのに最初手間どったけど、それをとおりこすと、どんどんお話にひきこまれていく。

 冬のノルウェー、しんしんと冷え込む夜、見上げると明るく輝く月の影。そんな光景がうかんできます。

 トールモー・ハウゲンの描写の美しさは『夜の鳥』で知ってたけれど、このお話もすてきでした。原書はノルウェー語。ドイツ語に翻訳されたらしいけど、英語はないみたい。日本語で読んだわけですが、物語を語るシーンはリズムがどんなふうになっているのかも気になる。ノルウェー語のaudio book があったら聞いてみたいなぁ。

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ミンティたちの森のかくれ家

book キャロル・ライリー・ブリンク(著)

 ミンティと父さん、妹のエッグズに犬のバスター。3人と一匹をのせたポンコツ車は晩秋の森の中でエンストしてしまった。助けを求めようにも家はなさそう。ところが近くに一軒、空き家があった。夏の間だけ使われるようなコテージだ。ミンティたちはその空き家でひと夜を過ごすことにする。
 1930年、大恐慌で職を失った一家のお話。

 人づきあいがよくて詩が大好きだけど商売のほうはからっきしダメな父さん、遊び盛りのエッグズの2人をかかえてしっかりしなきゃとがんばっているおねえちゃんのミンティ。

 困難な状況だけど素敵な生活。

 現実はこの物語のようにはいかないけれど、こういう気持ちをもっていれば、明日はまた違う日になるんじゃないかな。
 この父さんのように稼ぎ力がないのは困るんだけど、こういう人ががんばればなんとか生きていけるくらいの世の中ではあってほしい。

 英語版(Winter Cottage)は1939年1940年に一部が雑誌で発表され、1968年に本になったそうです。日本語版は先月出版されたばかり。風景描写がとても美しいので原書も読みたいなぁと思って英語版を探してみましたが、いまは古書でのみ入手可能らしいです。

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