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多読近況

洋書を最後に読んでから、3ヶ月もたってしまいました。

あらー、そんなに経ちましたか。

べつに多読に飽きたとか、挫折とか
そんな感じじゃないんだよね。

読んでなくても、多読のお仲間たちとは会ってるし。
図書館にも通ってるし。
(洋書、読まずにそのまま返してるけど・笑)。
i-pod touch の中には
読みかけの洋書がいつでも読書再開できるように待機しているし。
つい先日も amazon さんから 洋書の絵本が届いたし。

いつも身近に洋書がある。待っててくれてる。

だけど。

今までより優先順位が1つ下がった感じかな。
多読よりももう少し優先したい大切なことに出会ってしまった、というか。
いまは。

多読から離れてる気はまるでなくて。
安心している自分がいるから
それもふしぎ。

自分のペースでいけたら、
それでいいかな、
って思ってるから。

きょう、ひさしぶりに
walkman にはいってる
Magic Tree House を聴きました。
第33巻。
違和感なくさらっと聴けた。
これだから、多読(今回は多聴か)って安心できる。
ひさしぶりに会う友達に、変わってるんじゃないか、って
どきどきしなくてすむ。
安心して会える友達、って感じ。

こんなふうに多読のことをコメントするってことは
そろそろ再開するのかな?>自分。

気の向くままなので
どうなるか
自分でもわからないけど。

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『カラー版 里山を歩こう』

book カラー版 里山を歩こう (岩波ジュニア新書)
(著)今森 光彦

里山ということばを
知ったのはいつごろだったんだろう。
図書館で見た写真集だったはず。
そのことばと滋賀県の美しい棚田の風景は
わたしの中でワンセットになっている。


最近、ふと思いたって
今森光彦さんの著書をいくつか、
あらためて読み直しています。

そのうちの1冊がこの本。

この人がうつす写真からは、
里山は常に人が維持しているから保たれているということが伝わってくる。
風景写真の多くは人の姿を排するけれど
この人の撮る写真の中では、
その風景の中で働く人々の姿が
ごく自然に収められている。

写真を撮る人と映し出される人の
距離の近さを感じる、
そんな絵。

今森さんがフィールドにしている
大津市の仰木のあたりは、
確かにすばらしいところだけれど。

身近なところにこんな魅力的なフィールドがあるんだよという
実例でもある。

仰木は今森さんが出会ったフィールドだけど、
ここだけじゃなくて
きっとほかにも、自分の身近なところにもきっと、
こういう魅力的なフィールドはあるんじゃないの?と
問われているような気もする。

わたしにはそんなふうに感じる本です。

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