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ミンティたちの森のかくれ家

book キャロル・ライリー・ブリンク(著)

 ミンティと父さん、妹のエッグズに犬のバスター。3人と一匹をのせたポンコツ車は晩秋の森の中でエンストしてしまった。助けを求めようにも家はなさそう。ところが近くに一軒、空き家があった。夏の間だけ使われるようなコテージだ。ミンティたちはその空き家でひと夜を過ごすことにする。
 1930年、大恐慌で職を失った一家のお話。

 人づきあいがよくて詩が大好きだけど商売のほうはからっきしダメな父さん、遊び盛りのエッグズの2人をかかえてしっかりしなきゃとがんばっているおねえちゃんのミンティ。

 困難な状況だけど素敵な生活。

 現実はこの物語のようにはいかないけれど、こういう気持ちをもっていれば、明日はまた違う日になるんじゃないかな。
 この父さんのように稼ぎ力がないのは困るんだけど、こういう人ががんばればなんとか生きていけるくらいの世の中ではあってほしい。

 英語版(Winter Cottage)は1939年1940年に一部が雑誌で発表され、1968年に本になったそうです。日本語版は先月出版されたばかり。風景描写がとても美しいので原書も読みたいなぁと思って英語版を探してみましたが、いまは古書でのみ入手可能らしいです。

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