Three Cups of Tea: One Man's Mission to Promote Peace . . . One School at a Time

Greg Mortenson (著), David Oliver Relin (著)

　世界で２番目に高い山、Ｋ２。1993年、そのふところにあるパキスタンの寒村にアメリカ人の登山家が迷い込む。パキスタン北部の山がちのちいさな村に小学校を建てる、という、とほうもない挑戦がここから始まる。（実話）

　やっと読み終わった～。
　こんなに背伸びして読んだのはひさしぶりです。
　『Little Hero, The  One Boy's Fight for Freedom: Iqbal Masih's Story』を読了したとき、次はこの本、って思って読み始めた。３ヶ月かかってるよ。ふぅ。 （そのあいだ、ほかの本も読んでるけど）。

　多読をはじめて、書店の洋書コーナーによく行くようになってから、ずうっと気になっていたこの本。でも読めないよなぁ、こんな分厚い本、って思ってた。やっと読んだよ。

　どうやら文章を書いた方は、アメリカの雑誌記者かなにかのよう。ふだんから新聞や雑誌をらくらく読める人には楽しく読めるんだろうけど。わたしはもっぱら児童書を読んでいるので、こんなばりばり大人向けのノンフィクションはしんどかった。

　それでも読み続けたのは、やっぱり内容がすばらしいから。この話に描かれている人たちに敬意を抱かずにはいられない。

　パキスタンもアフガニスタンも、あこがれの場所です。だれもが簡単に行ける土地ではないけれど。

　To build a school brings to make world peace

　さて、次はこの本の Young Reader 版(3.6万語)、それから、この続きを描いた　Stones into Schools が控えている。こっちの２冊は、もうちょっと読みやすそう。
　とはいえ、ほかにも読みたい本は山積みなので、何ヶ月かかるかは神のみぞ知る・・・(^^;