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The Little Hero: One Boy's Fight for Freedom: Iqbal Masih's Story

book Andrew Crofts (著)

『イクバルの闘い―世界一勇気ある少年』を読んだあと、イクバル少年のことをもう少し知りたくて、この本を読みました。『イクバルの闘い』はイクバルを描いているけれどフィクションでした。今回よんだ "The Little Hero" は、ノンフィクションに近い感じです。とはいえジャーナリスティックな印象は薄くて、物語風に読みやすくなっています。

 この本を読むと、現実がさらに厳しかったことがよくわかります。

 人ひとりの命がどれほど軽んじられているかも、「これがあたりまえ」という人々の認識を変えることにどれほど長い時間がかかりそうかも。

 これがフィクションなら、ここでストーリィの方向を変えることもできたろうのに。展開がわかっているので、最後の部分を読み通すのが辛かったです。

 インターネットで検索するとイクバルの動画も見つかりました。こんな小柄な少年が…と思うと胸が痛みます。

 'Lift your chin, Iqbal,' Ehsan said sternly. 'Always walk tall. You're a free man, you must learn to think like one; if you believe you're a slave then you'll still be enslaved. Someone is only a slave if they agree to be one.' (p104)

 enslaved なんてことばは過去の事象にのみ使われると思っていたのに、いまもまだ現実にある、というその事実をまずしっかりと受けとめなくてはね。

 そして、Iqbal の夢がより多くの人の夢となり、この現実を変える力につながっていきますように。

 12月中旬から1日1冊ペースで本をご紹介してきましたが、とうとう追いつかれてしまいました。これからはいままでどおり、数日に一度のペースにもどると思います。

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