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book Tim Bowler (著)

 話は夕闇がただよいはじめた時間の戸外ではじまる。少年たちがどこかの家にしのびこもうとしている。忍び込む役はLuke。樋を伝って2階の窓から入れ、と仲間たちから言われる。そんなことやりたくないが、やらなければ仲間として認めない、というのだ。標的となった家にはMrs Little という老女が住んでいる。ひとりぐらしで今は村へ買い物に出ていて留守のはず、しのびこむなら今だ。
 Luke は意を決してしのびこむ。しかし、彼の頭の中では少女のむずがるような泣き声が聞こえていた…。

 英国の作家、Tim Bowler を読むのはこれが4冊めです。けっこうお気に入りです。

 この本も楽しかった。そして読みやすい。なぜこれほどつるつる読めるのか不思議。
 舞台は英国のvillege. 家のとなりにはfarmがあり、森やbrookがあったりする。学校へはスクールバスで通う。時代は現代。メールもケータイもあたりまえ。

 300ページもあるのに、あっという間に読んでしまった。あら、amazonに語数がない。しょうがない、自分で計算しますか。35行、290ページ、11語、0.88とすると98000語。えーっ、10万語弱。おかしい。それを1日で読み終えるなんてありえない。それだけわたしには読みやすかったらしい。

 描写がきれいなの。文章に透明感があって。原書で読めるのがしみじみうれしい。

 どんなにブラックな展開でもぜったいに最後はポジティブな方向で終わるはずという安心感がある。
 あいかわらず出来すぎな部分もありますが、まあそれはそれとして。

 ふしぎですねぇ。多読をはじめたころは、10分も英文を読むと眠くなるか疲れるかしていたのにねぇ。いまはこういう本なら1日じゅう読んでいても平気。日本語読書と同じ感覚。

 あ、表紙はなんだかこわそうな印象ですが、ホラーじゃないのでご安心くださいませ。

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