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牡丹さんの不思議な毎日

book 柏葉 幸子 (著), ささめや ゆき (イラスト)

 こういうお話だとは思わなかった。
 1ページめから予想をがらんがらんと裏切られました。

 一年のはじめの晴れやかなこの時期にこの本を紹介するのはふさわしくないかもしれないという思いも一瞬頭をかすめたのだけど、いや、お正月だからこそこういうお話を紹介するのもアリかも、とも思って。

 これ、幽霊話です。
 とある温泉街の小さなホテルをわが家として買い取って、引っ越してきた一家と、その温泉宿つきのユーレイのおばあちゃんのお話。

 ユーレイが出てくるんだからあっち側の世界にもちょっと近い感じがする立ち位置なんだけど、明るいのよ。落語みたい。軽妙な人情話。それでいて深い。大人が読んでもう~むと考えさせられる。うまいなぁ、と感心しながら大笑いで読みました。

 おススメですぅ。

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