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お雑煮ばなし その2、ほか

 実家に戻って、母にわが家のお雑煮のことをもう少し詳しく聞いてみました。いまは母は奈良県内に暮らしていますが、島根県出雲地方の出身です。だから実家のお雑煮は出雲風です。
 まず、小豆雑煮について。母いわく、母の実家では元旦は小豆雑煮、2日めからはすまし仕立てのお雑煮だったそうです。大晦日の日からストーブの上で小豆をことことと煮たそうです。母に「どうしてあなたは作らないの?」とたずねたら「わたしが好きじゃないから」と。おい~、代々伝わった伝統より個人の好み優先かい、と脱力しましたが、お正月も核家族状態で過ごしていたから母の好み優先でも誰も何も言わなかったのでしょうね。
 それから、2日め以降のすまし仕立てのお雑煮について。わが家の本来の基本形は、カツオだし・丸餅(焼かない)・しょうゆで味付け・かもじ海苔、だそうです。かもじ海苔というのは出雲地方にある十六湾(うっぷるいわん)で採れる岩海苔の名称。奈良では簡単に手に入らないので普段使いの有明海苔で代用していた、とのこと。海苔は単なるオマケだと思っていたのに、出雲地元の食材を使ったレシピだったのね。びっくりでした。

 母はいまひとり暮らしなのですが、家にはパソコン設置、無線LANのネット環境が整っています(姉一家が母のおもちゃ(呆け防止?)として半年前に設置した)。このお正月は母とふたりでネットでお雑煮のことを調べて、へぇ~そうだったんだねぇ、と。
 ついでにいっしょに地図サイトもみてみた。母の故郷のあたりを見て、ここは○○さんの家などと話をきいていました。夏休みに母の実家へ行っても親戚まわりなどしたことがなかったから、母の親戚の家など全然知らなかったのだけど、なんだ、こんなに近所だったんだ。ここの神社は妹がお宮参りしたんだよ、とか。そういうこと、子どものころにちゃんと教えておいてほしかったなぁ。毎年、夏休みに祖母の家に行ってもどこに何があるかわからないし、まわりは大人ばっかりでいっしょに遊んでくれる子もいないし、勝手に出歩いて迷子になっても困るから退屈でも家の中で過ごしてた。地図があって、どこにどういうものがあるか聞いていたら探検に行ったのに。地図を見ながらだと、話をするのも聴くのも俄然おもしろくなります。

 お昼前には姉の一家がやってきたので、みんなで初詣。そのあと妹一家がやってきて、大人6人、子ども5人、総勢11名。おとなは酒盛り。子どもたちはせっせと宿題(笑)。高1、中2、小6というメンバーが1つのこたつで数学やら国語やらのドリルをひろげて、わいわい言いながらやっています。わたしも「どんなのやってるの、見せて、見せて」といっしょにドリルをやりました。百人一首を全部筆写しろとかね。わたしもやったなぁ。退屈だったから10首くらいしか筆写しなかったけど。80番まで書いた甥っこはわたしよりまじめだ(笑)。宿題ってひとりでしこしこやってるとお勉強になっちゃってつまんないけど、みんなでわいわい言いながらやると遊びというかクイズをやってるような感覚。こんなふうに、いとこたちといっしょにわいわい勉強した、っていうのも、この子たちの中でいい思い出になっていくんだろうなぁ。

 わたしはというと、実家の本棚にあった『床下の小人たち』を発掘してきて読み始めたら、姉にとちゅうで奪われました(笑)。正確にはわたしが読みかけの本をそこらへんに放置していたのを姉がみつけて読み始め、わたしが読みたくても読めなかった、という図です。映画『Lord of the Rings』が公開されたときも『指輪物語』の本をめぐって姉とわたしは同じことをやったなぁ。姉妹ってこういう関係はいくつになっても変わらないのかもしれません。

 短い時間でしたが、にぎやかで楽しいお正月でした。
 さあ、明日から仕事です。えいえいおー。

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