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The Last Battle

book by C.S.Lewis (1956)

 ナルニアシリーズの最後の1冊。

 名高いシリーズだし、いろいろと言及されてるものを目にすることも多いので、ストーリィ展開は知っていた。

 もったいないなぁ、と思わなくもないけれど。ルイスさんにとってはナルニアはこういうものなんだなぁと、受けとめるにとどめておきます。

 以下はわたしの思い出話(ナルニアの内容とは関係ありません)。

 ナルニアシリーズ、学生の頃に読んだんです。日本語版を読まずに原書にチャレンジしよう、って思って。辞書をひきはじめるとさいごまで読めないことは何度もやっててわかっていたから、わからなくてもいいから辞書なしで読もうって思って。読んでるうちにわかるようになるんじゃないか、って期待してね。
 多読3原則はもちろん知らなかったんだけど、自然にやってたわけですね。
 ナルニア7冊のうちそんなふうにして4冊を読みました。でもね、どれもさっぱりわからなかったの(笑)。しかも、読んでるうちにわかるようになったかというと、読んでも読んでもわからなかった。わかるようになるとも思えなくて。で、我流多読は挫折しちゃった。
 悲しかったなぁ。読めるようになりたいのに、辞書をひくと最後まで読めない。辞書をつかわなかったら読んでも読んでもわからない。けど語彙をていねいに覚えていくなんて地道な努力はやりたくない(←めんどくさいこときらい)。八方ふさがり状態。英国や米国では小学生が読んでるようなものが、自分には一生かかっても読めないのかしらと(だって、入試問題と比べたら、ぜったいにナルニアの文章のほうがやさしい、と思っていたんだもん。いまから思うと、、、入試問題って実はそんなにむずかしくないのかもしれないけど)

 まさか、やさしいものから読んでいけば読めるようになる、なんて、思いもしなかったなぁ。

 ナルニア7巻を読了というのは、わたしのなかでは学生時代に読み始めたシリーズをやっと読み終えたってことなのです。20年かかって読了しました(笑)。

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「児童書」カテゴリの記事

Comments

かのんさん、こんにちは、ヨシオです。

ナルニア国物語、全巻読了、おめでとうございます。学生時代は、がんばられたのですね。辞書なしで4巻も読まれたのは。今の多読の方法は画期的ですよね。辞書なしでも、簡単な本から読んでいけば、難しい本も読めるようになるなんて。

ナルニア、最後の巻は少し悲しく感じました。キリスト教の最後の審判かもしれませんが、天国で幸せになるように感じました。わたしの読み違えかもしれませんが・・・(^^;;

では~。

Posted by: ヨシオ | 2009.11.02 at 08:28

かのんさん、ヨシオさん、こんにちは。
この最後の巻はいろんな評価がありますね。

私がこのシリーズの最初の巻『ライオンと魔女』を読んだのは小学生のときで、タンスを通り抜けて広がる異世界にわくわくしたのでした。
それから、続編があることに気がついて全部の巻を読んだのは高校生の頃。もちろん邦訳で。
そのときは、このシリーズに関するいろんな評価などまったく知りませんでしたから、読み終えたときは、さすがにショックでした。
ただ、彼らが行き着いた場所はとてもいいところなんだということは感じましたが……。
それ以降かな、いろんな児童書に関する評論を読むようになったのは。

そういう意味では、ファンタジーや児童書の世界に引きずり込まれるきっかけとなったシリーズであると言えそうです。

Posted by: プリン | 2009.11.02 at 09:28


ヨシオさん、プリンさん、こんにちは。かのんです。

やっぱり、いろいろと思うところの多い1冊ですよね~。
この最後の1冊がなかったら、単なる異世界ファンタジー、という評価で終わったかもしれないんですけどね。そういう意味で、一石を投じた1冊だったのでしょうね。

発行された時期が時期だから、ルイスさんの中では、鎮魂歌の意味もあったのかもしれないですね。多くの逝った子どもたちに向けて、せめて、と。

Posted by: かのん | 2009.11.03 at 09:15

かのん、追加です。辞書なし読書の件。

ヨシオさんにほめていただいてうれしいんなあ。えへへ。
でもね、辞書なし4冊はがんばったわけじゃないんですよ~。時間がたっぷりあったんじゃないですかね(笑)。英語も文学も専門外だけど、英米の児童文学には興味があったから、読書の一環という位置づけですね。がんばったら読書じゃないから、がんばってはいないはず。がんばらずに読めるようになったらいいなぁ、という気持ちだったんじゃないかなぁ。

Posted by: かのん | 2009.11.03 at 09:26

かのんさん、ヨシオさん、プリンさん、こんにちは!
さかい@tadoku.orgです。

で、かのんさん、この最初の記事、ブログでいただいていいでしょうか?

あまりたくさんの人にブログに来てほしくないんでしたっけ?

Posted by: さかい@tadoku.org | 2009.11.23 at 11:49

さかいせんせー、こんにちは。かのんです。

お役にたつのであれば、どうぞ、お使いくださいませ。

ああ、だけど、これって多読3原則の3つめは、うまく運用できていませんね。ストーリー自体はおもしろかったと思うので(子どもたちがいきなり異世界にとばされて、冒険をするんだから面白くないはずはない)、「つまらない本」ではなかったとは思うんですけど。

Posted by: かのん | 2009.11.23 at 17:41

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