白い盾の少年騎士
トンケ・ドラフト (著, イラスト), Tonke Dragt (原著), 西村 由美 (翻訳)
ウナーヴェン王国から故国ダホナウトにもどったティウリは春になると、旅で知り合った友との約束どおり、リストリディン城へ向かった。けれど、再会を約束したリストリディン騎士はまだ旅から戻っていなかった。ティウリと仲間たちは、リストリディン騎士の消息を確かめるため、イスラン城へと向かうことにした……。
『王の手紙』の続編です。これも良かった。読み出したらとまらない。
『王への手紙』で登場したメインキャラを中心だけど、前編ではあまり描かれなかった王国の運命が今回はぐっと迫ってきました。
前編同様、大半は男性キャラ、今回は魅惑的な女性キャラも登場して、作品の世界をぐっと引き締めています。
図書館で借りて読みましたが、気に入ったので『王への手紙』とあわせて買いなおしました。
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Comments
かのんさん、こんにちは。
うーん買い直すほどおもしろかったんですね。
そうか、どーんと4冊積ん読状態だけど、かのんさんのブログを読んだら読みたくなってきました。
あぁ、読みたいものの量と読める量のジレンマが……。
Posted by: プリン | 2009.09.05 17:56
プリンさん、
置いておいても風化しない力をもった物語だから、だいじょうぶですよ~。
プリンさんはプリンさんの読みどきがきっとあると思うので。
Posted by: かのん | 2009.09.06 13:54