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きれいな絵なんかなかった―こどもの日々、戦争の日々

book アニタ ローベル (著), Anita Lobel (原著), 小島 希里 (翻訳)

 絵本作家として知られるアニタ・ローベルの自伝。5歳から17歳までの彼女の軌跡が語られます。
 ポーランド南部の中産階級のユダヤ人家庭に生まれた彼女が5歳のときに第二次世界大戦がはじまります。

 大人の都合にふりまわされる日々の中で、せいいっぱい適応しつづける子どもたちの姿がえがかれています。
 実際に体験した人にしか書けないことがたくさん書いてありました。

 危険な日々の中で生と死をわけるものは何なのか。

 こういう体験が語り継がれる一方で、いまだに戦乱がなくならない。

 世の中って、理不尽なこともある一方で、うれしいこともいっぱいある。そう思ってないと、こういう記憶を背負って生きるのは荷が重すぎるなぁ、と思ってしまいました。

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