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天狗童子 本朝奇談

book 佐藤 さとる (著), 村上 豊

 『だれも知らない小さな国』を読み直してから、ずっと、佐藤さとる作品を読むぞモードが続いています。『豆つぶほどの小さないぬ』『名なしの童子』『そこなし森の話』『ジュンと秘密の友だち』『赤んぼ大将』『てのひら島はどこにある』『だれも知らない小さな話』などなど。

 ああ、それから2007年と2009年に出版された『天狗童子』も。このお話は、今回はじめて読みました。

 佐藤さんらしいミクロで端整な世界が展開しています。ユーモアがあって。さらに悠々とした雰囲気が増したように思います。

 佐藤さとるさんは常に「子どもにもわかる文学」というものをめざしている、とその著作のなかでおっしゃっています。つまり、おとなも子どもも読者、ってこと。

 すでにずいぶん齢を重ねていらっしゃるはずですが、こうして今も新しいお話を世の中につむぎだしてくださったことに、感謝です。

 ところで、『天狗童子』、2007年出版のハードカバーと2009年出版の軽装版とで、最終章の描き方が違います。どちらも佐藤さんらしくて、わたしはどちらも好きです。
 Amazonリンクは2009年の軽装版にリンクしました。

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