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The Miracles on Maple Hill

book Virginia Sorensen (著), Beth Krush (イラスト), Joe Krush (イラスト)

 Marlin は両親と兄のJoeの4人家族。ピッツバーグで暮らしている。戦争に出兵し、捕虜生活の後、奇跡的に生還したお父さん。だけど、帰ってきたお父さんは心に傷を負っていた。いつも疲れていて、怒りっぽい。Marlin たちはお父さんの前では、冗談半分な口喧嘩すらできない。お父さんは歌うことが好きだったのに、今は歌をせがむことすらできる雰囲気じゃない。

 そこでお母さんが言い出した。お母さんの祖母が暮らしていた Maple Hill で暮らしてみたらどうだろう、と。自然に囲まれた環境で身体を動かす生活をしてみるのもいいかもしれない、と。
 Marlin たちは学校があるから、Maple Hill で暮らすのはお父さんだけ。Marlin たちはお休みのたびに荷物をまとめて、Maple Hill に来ればいい。

 最初はご近所づきあいをすることすら気がすすまなかったお父さんだけれど、やがて・・・。

 1957年、ニューベリー賞受賞。

 1957年というから、50年前の作品。でも、今読んでもあんまり古びた感じがしません。

 春先にサトウカエデの木から樹液を集めて、シロップを作るという仕事がこのお話の中では重要なファクターになっています。煮詰めあがったシロップをマグカップにとって、熱いから雪の中にカップを置いて少し冷ましてから、息をふきかけながら少しづつ飲む。その様子がめっちゃおいしそうなの。いつもはパンにはハチミツなわたしですが、そんなシーンを読んだあとは、今日はハチミツの代わりにメイプルシロップにしよっかな、なんて思ってしまうのです。

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