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River Boy

book  by Tim Bowler

 心臓発作を起こして病院にかつぎこまれた Granpa は、周囲の反対をものともせず、たった3日で無理やり退院してしまった。この夏は、かねてからの予定どおり、Granpa の生まれ故郷に家族そろって出かけるのだ、と、頑として言い張って。
 Granpa に押し切られる形で、Jess と Granpa、MumとDad の4人は谷間のコテージに向かう。そこは人家とてない場所だが、コテージの目の前には清冽な川が流れていた。泳ぐことが大好きな Jess がその川で出会ったのは・・・。

 自然に囲まれた環境で、15歳の少女 Jess と Granpa の絆を描いた物語。

 川は水源から海に向かって常に流れ続ける。いのちも同じ。

 そういうお話。

 この本は、日本語版を図書館で借りてきて読み出したんだけど、1章読んだところで、「これは原文で読むほうが良さそう」と感じたので、日本語版を返却して、原書で読みました。
 五感で感じる文章なの。勢いよく流れる水の圧力、ふりそそぐ日の光のあたたかさ、夜も眠れないほどに響いてくる小川のせせらぎの音。

 深閑としていて幻想的で、それでいて、凛としている。

 そんな1冊でした。

 より安価なマス・マーケット版もあるのだけれど、わたしは大きい版のほうがすきなのでペーパーバック版(というのか?)にリンクしています。

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