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きつね三吉

book

佐藤 さとる (著), 村上 勉 (イラスト)

 村の鍛冶屋に弟子入りした三吉と親方一家のお話。

 佐藤さとるさんの短編の中でも、特に好きなお話です。わたしの手元にあるのは『そこなし森の話』という短編集で、その中におさめられた一編です(画像は『きつね三吉』の絵本です)

 子どものころはあまりぴんとこなかったの。なんだかふしぎなお話だなぁと思うくらいで。だけどどこか惹かれるものがあったのでしょうね。おとなになってからも短編集を開いては読み直していくうちに、いつのまにか、ああ、これいいなぁって思うようになってた。
 短いお話なのに、無駄なものがない。なにげない1文で人柄が伝わってくる。なによりも、テーマがね、いいんです。子どものころはこういう物語の深みをつかみきれなかったんだね。

 こういうお話を読むとね、日本はいいところだなぁ、と思うのですよ。しょうもないところもたくさんあるけど、それでもね。

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