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王への手紙

book トンケ・ドラフト (著, イラスト), 西村 由美 (翻訳)

 今夜、この礼拝堂での試練を終えれば、念願かなって騎士になれる。ここで夜明けを迎えるのだ。
 けれど、とびらを叩く者がいる。助けを乞う声がする。
 ティウリはその声に応えずにはいられない。

 それが見習い騎士ティウリの長い旅の始まりだった。

 迫り来る追っ手。助けてくれる多くの人たち。相手を信頼し、相手に信頼してもらうこと。見かけや身分で人を判断するのではなく、ほんとうにその人が信頼するに値する器かどうかを判断する。

 極上のお話でした。気持ちのいい、背筋がすっと伸びるような、そんな読後感。

 原書:De Brief Voor de Koning  by Tonke Dragt 1962
 英語版:Letter for the King

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Comments

おはようございます。

かのんさん、読むの速いですねえ。
トンケ、私も読もうと思ってこの「王への手紙」上下2冊、そろえて積んであります(改めて……積ん読が多いなぁ)。
続編も含めて全部で4冊。結構分厚いので、読もうかどうしようか手に取っては本棚に戻してます。
オランダでは過去50年間に出された子どもの本の1位に選ばれたようてすね。

Posted by: プリン | 2009.08.16 07:38

 トンケ、プリンさんはチェック済みだったのですね。プリンさん、守備範囲広いなあ。わたしは図書館でふと手にとるまで知りませんでした(書店で見た記憶がない)。

 オランダで長く読み継がれた人気の一冊だとのこと。読んでみると、なるほど、確かにこれは古びることのないお話かも。

 面白いですよぉ(と悪魔のささやき、騎士道話なのに・笑)

Posted by: かのん | 2009.08.16 10:18

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