Pied Piper by Nevil Shute
夏が近づくと、どうやらわたしはこの本を読みたくなるらしい。
ふと手にとって後半のクライマックスからラストまでを再読しました。
戦時中のこと。明日はどうなるかわからない自分の命。
それでも子どもたちに幸せな未来を残したい。偶然であった子どもたちであっても。
そのために大人の自分ができることを実行する。
そういうお話です。
大人がね、大人な行動をちゃんとするの。
こんな大人になりたいなと思う。
後半に出てくるごく簡単なドイツ語、まえはさっぱりわからなかったのに、今は多少わかるようになっていた。おお、Krabat効果♪ 多読というほどたくさん読んでないけど、それでも理解はできるようになるんだなあ。
すごく好きなお話なのに、Amazonでは「出品者からお届け」だそうです。
邦題は「自由への越境」
ふと思い出した。『風の谷のナウシカ』(コミックのほう)。ナウシカは戦場となったドルクの村でみなしごの子どもを2人見つけ、連れてきて世話をする。クロトワは「これから先々見つけるたびに子どもを連れてくる気か。ここは戦場なんだ。そんなガキ、いくらでもいるんだ」(というような意味のこと・ほとんど記憶あいまいですが)というけど、ナウシカは耳を貸さない。クシャナは笑って「好きにさせておけ」。周囲の兵たちは自然とナウシカに協力するようになる。敵国の子といっても子どもは子どもだ、と。
そういうナウシカの姿勢とこのお話のハワードの姿、ナウシカの周囲の人たちとハワードの周囲の人たちの姿には共通するものがあると思う。
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