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読書92

book 野の花のように ロザムンド ピルチャー (著), Rosamunde Pilcher (原著), 中村 妙子 (翻訳)

2月のスコットランドを舞台にした物語。

冬のスコットランド。寒いし大変だと思うんだけど、でも、いいね。しんとした冷えた空気が好き。

泣きたいときは泣くことをがまんする必要はない、と、ある人がうけとめてくれるシーンは好きだったなぁ。

ラストで、2人が車の中で話をするシーン。会話がどんどん続いていく。そのことばをどんな表情でどんなトーン(調子)で言ってるのか、記述がない。ここのシーンはこんなふうかな、って、想像するのが楽しい。ここはこんなふうに沈黙の時間があるんじゃないかな。こんなしぐさをするんじゃないかな。そんなことを考えながら読んでいた。

作家が美味しいところをあえて書かず、読者の想像にまかせてしまうところも、もしかして、作家さんの計算のうちなのかなぁ。

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和書」カテゴリの記事

Comments

かのんさん、こんにちは。沢山読んでいらっしゃいますね。すごい~!

Wild Mountain Thymeですね♪昔のレビューを見たら、「才能はあるが自分中心のOliverの行動を、Victoriaが唯々諾々と受け入れてしまうのが、読んでいてちょっと歯がゆい。でも、Scotlandの美しい景色の中、Benchoileでの出会いで、Victoriaは、少しずつ変わって行く。Scotlandに、Benchoileに、Slainthe!(乾杯)」と書いてました。

冬のScotland、住んだらとても寒いのでしょうが、本で読むといいですね♪行きたくなります。では~。

Posted by: ヨシオ | 2009.04.29 13:50

 ヨシオさん、こんにちはー。莫迦みたいなペースでしょう(苦笑)。食事中も入浴中も本を読んでるなんて状態が2ヶ月も続いてるんですから。
 わたしが親で、子どもがこんなことをしていたら、いい加減にしなさいって叱るだろうなぁ。

 Victoria が歯がゆい、っていうのは同感~。前半はそうですよねぇ。

 > 冬のScotland、住んだらとても寒いのでしょうが、本で読むといいですね♪行きたくなります。

 あはは。たしかに本の中だからいいですよね。実際には、暖炉にくべる薪を部屋に運び入れるのすら重くて大変でしょうから(まず、身体を鍛えないと・・・笑)。
 こういう本を読んでいると、雪や嵐ですら、楽しむ感覚が身につきますよね。雨にずぶぬれになって風邪をひいて寝込んだとしてもね、あたたかいミルクをベッドの中で飲む幸せを味わえるとかね。
 どんなときも楽しめる。そう感じられる時間がもてるのは幸せだなぁって思います。

 スコッチやシェリーは苦手なので、赤ワインで。Scotoland の冬の夜に Slainthe!

Posted by: かのん | 2009.04.29 19:32

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