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読書79-83

book 79.闇の戦い〈1〉光の六つのしるし  スーザン クーパー (著), Susan Cooper (原著), 浅羽 莢子 (翻訳)

 The Dark is Rising シリーズの1冊目だそうです。そうなんだ。わたしは、Over Sea Under Stone がシリーズ1作目なんだと思っていましたよ。

 それはさておき。The Dark is Rising の邦訳です。英語で1度読んだことがあるけど、日本語で再読。今回の感想は、「英語でよくわからんかったのも無理ないなぁ」でした。登場人物が多い、違う時空に切り替わることが多い。登場人物のせりふも謎めいている。日本語で読んでいても、うわ、ややこしー、と思ったから。

 大勢の家族でわいわい過ごすクリスマスの雰囲気がとても好きです。  敵との戦いよりも、そういう家族的なところがわたしは好きなのかも。

book 80.闇の戦い〈2〉みどりの妖婆  スーザン クーパー (著), Susan Cooper (原著), 浅羽 莢子 (翻訳)

 Greenwitch の邦訳です。

 季節は春。復活祭休暇に、『The Dark is Rising』の主人公ウィルと『Over Sea Under Stone』のドルー家の3兄弟、メリマンが、Over Sea Under Stone と同じくコーンウォールの村を舞台に活躍します。

 今回は村の伝統行事、Greenwitch の儀式が重要なモチーフになっています。こういう伝統的なお祭り(フィクションだと思うけど)という要素、好きだなぁ。

 ジェーンのふしぎな感覚、超能力じゃなくて、勘が鋭い、という要素などもね、日常の中に紛れそうなファンタジーってところがうまいなぁ、と思う。

book 81.時を超えた記憶―ラスコーの夢  J・フェリス (著), Jean Ferris (原著), 若林千鶴 (翻訳) 1996(邦訳出版) Signs of Life (原題) 1995(org出版)

 16歳の冬、ハンナはふたごの妹モリーを事故で失くした。翌年の夏、ハンナと両親は、フランスのラスコーの洞窟近くの村に滞在することにする。一家はモリーを失った悲しみからまだ立ち直れずにいた。
 滞在したその夜から、ハンナは毎夜、ふしぎな夢を見るようになる。ハンナは夢の中で、ラスコーの洞窟に人々が絵を描いていた時代を体験する…。

 わき道なんだけど、そういえば、英米では18歳で成人とみなされるんだっけ。だから17歳は子どもでいられる最後の年。そういう意味でも17歳の夏っていうのは特別な年なのでしょう。

 物語ではロム(ジプシー)の青年が重要な役割をしている。そういえばロマの歴史などはきちんと読んだことがないなぁ。

book 82.ひなぎくの冠をかぶって  グレンダ ミラー (著), Glenda Millard (原著), 伏見 操 (翻訳), 板垣 しゅん(絵) 2006(邦訳出版) the naming of TISHKIN SILK (原題) 2003(org出版)

 グリフィンにはだれにも言えない秘密があった。それは良心の呵責。ぼくがあんなことを考えなければ、ぼくの妹はあんなことにはならなかったのに…。

 雰囲気はおとぎばなし風。繊細な男の子の内面をやさしくオブラートにつつんで表現しています。やさしい気持ちで読むことができました。

book 83.マイがいた夏  マッツ・ヴォール (著), 菱木 晃子 (翻訳)

 小学校卒業間際。ぼく(ハリー)と親友ハッケのクラスに転校生がやってきた。クリ色の長い髪がすてきなマイという名の少女だ。

 女の子なんて興味がなかったぼくだがマイのことは妙に気になる。そしてハッケとぼくの関係も今までとは少しづつ変わっていく…。

 男性作家による男の子の内面を描いた物語。男の子ってこんなにエネルギッシュで勇敢で、そしてこんなに繊細なんだ。涙が出そうでした。せつなくて…。

 ラストはじっくり読むには痛すぎて、ざーっと流して読んでしまいました。ごめん、受けとめ切れなかったよ。

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Comments

かのんさん、今晩は。ヨシオです。

やっと金曜日になって、ホッとしているところです。最近、なんだか忙しいです。ため息~。

「闇の戦い」の邦訳があるのですね。読んでみたいですね。英語でぼんやりとしか分からなかったところがはっきりとしてくるのでしょうね。ドルー家の子供達が出てくるところは、分かりやすい気がしました。なんでかな~?異世界に行くと、やっぱり分かりにくかったですね。でも、面白かったです♪

では~。

Posted by: ヨシオ | 2009.04.24 21:20

ヨシオさん、こんばんは。かのんです。

金曜日の夜ってうれしいですよね。はひー、やっと終わった~って。

The Dark is Rising の邦訳。

ずいぶん長い間絶版になっていたのですが、
数年前に、装丁をかえてまた出版されたようです。

日本語での再読、いろんな意味で発見?があっておもしろかったです。
(第一の気づきは あれ、The Darkってそういう日本語にするんだ、でした。
 そこからしてわたしのイメージとは違ってた・・・笑)

1度めはストーリーを追うのが中心でした。
2度めはストーリーがわかっているのでもう少しこまかいところに目がいく。
それはそれで読み方が違って面白かったです。

Posted by: かのん | 2009.04.25 06:38

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