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読書74-76

book 74.MIKO(ミコ)―小さな北の狩人 ブルース ダンハウアー (著), トム ポート (イラスト), Bruce Donehower (原著), Tom Pohrt (原著), 金原 瑞人 (翻訳)

 ミコは夜、おじいさんの話を聞くのが大好きだ。もうすぐ冬が終わる季節。けれどおじいさんは、今年の冬が長いのは、太陽と月の娘レイヴナを冬の王が捕らえてしまったからかもしれない、と言う。父さんや母さんは、そんなのはお話だと笑う。だけど、ほんとうに太陽がもどってこなかったら、ほんとうにレイヴナが冬の王に捕らえられてしまっているのではないか。心配になったミコは夜、こっそりとテントを抜け出した…。

 テントの中、炉で燃える炎の色、犬たち、トナカイ、まぶしいほどの星あかり、凍てつく雪原、そして北にそびえる高い高い山。冬の終りのラップランドを舞台にした少年の勇気と知恵の物語。  

 

book 75.アンパオ―太陽と月と大地の物語- ジュマーク・ハイウォーター (著), フリッツ・ショルダー (イラスト), Jamake Highwater (原著), 金原 瑞人 (翻訳)

 ネイティブアメリカンの若者アンパオは自分の両親の記憶がなく、どこの生まれなのかもわからない。美しい娘ココミケイスを好きになったことから、アンパオは長い旅に出ることになる。旅の目的は太陽の住む家・・・。

 ふしぎなお話でした。ことばを語る動物たち、精霊たち。太陽や月も人格をもつ。

 ココミケイスの父のことばが心に響きました。若者がになうべきこと、老いた者がになうべきこと…。

 ネイティブアメリカンの血を引く著者は、むかしからネイティブアメリカンが語り伝えてきた多くの話をもとに、この壮大な旅の物語をつくりだしたそうです。

 『MIKO』『アンパオ』どちらも金原瑞人さんの翻訳です。県立図書館で金原さん翻訳本を集中展示していたので、その中からピックアップしました。民話のような雰囲気があるお話が重なったのはわたしのチョイスってことで。

 

book 76.読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング 奥野宣之 (著)

 100円ノートとインデックスファイルの検索機能の組み合わせによるノート術を提唱した著者による読書と読書記録のノウハウ本。読書を本探し、購入、読む、記録、活用の5つの過程に分類し、それぞれの過程のノウハウを紹介する。

 多読をやっていれば、読書記録はいまさら「つけましょう」なんていわれなくても、すでに実践してます、、、って気はするんだけど、他の人の読書ノウハウも面白い。ねぎま式読書ノートってネーミングにわたしはウケました(そこかい!)。

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和書」カテゴリの記事

Comments

こんにちは。

金原瑞人さんって本当にたくさんの翻訳を手がけていらっしゃいますよね。
金原訳のダイヤモンドブラザーズのシリーズを本屋さんで見かけたときには、思わずこれも!と驚いたもんでした。

『アンパオ』いかがでしたか?
英語で読んでみようかな?なんてちょっと気になってたのでした。

Posted by: プリン | 2009.04.14 21:21

 プリンさん、こんにちは。かのんです。金原さんの翻訳本、たしかに多数ありますね。そういえば、ロバート・ウェストールの新刊が金原訳で出ていて、気になっています……。

『アンパオ』よかったですよ。ちょっと長いけど。
 ネイティブアメリカンの世界観が伝わってくる作品です。理解できるのかと問われると、返答に困るけど。ふだんはあまり意識していないけど、森羅万象に神が宿ると考えるアニミズム文化の日本人には馴染みやすい、どことなく近い感じがするなぁ、って思いました。
 プリンさんも機会があったらぜひどうぞ。

Posted by: かのん | 2009.04.17 01:29

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