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読書51-53

book 51. スコットランドの早春  ロザムンド ピルチャー (著), Rosamunde Pilcher (原著), 中村 妙子 (翻訳)

 キャロラインは20歳。弟のジョディは11歳。キャロラインが結婚したら弟のジョディは継母とともにカナダへ行くことになっている。だが挙式の数日前に、ジョディは連絡がとれなかった兄に会いに行こうといいだし、2人はスコットランドへ旅立つ。春の花が咲き出しているロンドンをあとに北へ向かう2人をスコットランドの吹雪が進路を阻む…。

 原題は Snow in April。邦題の『スコットランドの早春』もいいけれど、この2つのタイトルから描き出される、脳内イメージ画像が全く違う。おもしろいなぁ。

 ピルチャーのお話はかならずいい終わりかたをしてくれるから、安心して読めます。

book 52. 川かますの夏 ユッタ リヒター (著), Jutta Richter (原著), 古川 まり (翻訳)

 舞台は今から30年前のドイツ。小学生のアンナといとこで幼馴染のダニエル、ルーカスの兄弟のひと夏を描く。

 最初の数ページを読んだだけで、ピンときた。これはやばい本だな、と。わたしがいうやばい本というのは、痛い、切ない、悲しい、やりきれないけど受け入れざるを得ない現実を描いたお話のこと。

 この本を人におすすめするだけの強さをわたしはもってないなぁ。

 きれいなお話ではあるけどね。

book 53.  オホーツクの十二か月 竹田津 実 (著)

 北海道の網走と知床の間にひろがる小清水町。そこで40年間獣医として暮らした竹田津さん。そこに暮らす動物たちと人間たちの営みをユーモラスにあたたかい語り口で描き出す。

 わたしが小学生の頃、はじめてキタキツネという動物のことを教えてくれたのが竹田津さんの本でした。こどもの頃から大好きだった竹田津実さんの本。おとなになった今もこうして読むことができて幸せです。

 読んでしまうのが惜しくて、だいじにだいじに1章づつ読みました。

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Comments

かのんさん、今晩は。

Snow in Aprilは、2005年の正月に読み終わったと記録にありました。レビューを見るとそのときの景色がよみがえります。Pilcherの小説は景色がイメージできます。雪のScotland、暖炉に薪が赤々。そばには老犬が…(犬は出てきたかな?)LochとかGlenとか、Scotland特有の言葉が出てくるのもいいですね。

現在、PilcherのComing Homeは停止中です。馬がでてくるComing Homeの方は読み終わりましたけどね。(^^;

では~。

Posted by: ヨシオ | 2009.03.21 21:09

ヨシオさん、こんにちは。かのんです。

このお話、英語だとわたしには読みにくかっただろうなと思いました。
話の展開がわかりにくくて。。。ヒロイン側とヒーロー側の描写が別々に登場して、とちゅうで合流するんだけど、唐突に話が切り替わるので、んんん????とハテナマークが大量にとびました(笑)。
ふたりが出会ってからは話がわかりやすいんですけどねー。

暖炉、いいですよね~。ピルチャーのお話にはかならずでてきますね。
気候が厳しいぶん、家の中と人情と料理が温かいのがとてもうれしいんですよね。

Posted by: かのん | 2009.03.22 10:16

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