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Fire and Hemlock

book

 再読です。4回目くらいかな。
 この本は、多読をはじめるきっかけ本です。
 多読仲間との間でよく交わされることばに「比べるのは昨日の自分」ということばがあります。わたしにとってはこの本が多読の成果のバロメータです。

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズの著作の中には、いろいろな本をベースに違うお話に仕立てるパターンのものがあります。たとえば『ハウルの動く城(Howl's Moving Castle)』はベースに『オズの魔法使い』が入っているように。
 『Fire and Hemlock』の場合は、スコットランドの民話、Tam Lin と Thomas the Rhymerの2話がベースになってます。といってもわたしは Thomas the Rhymer のお話を知らないので、いまいちよくわからない(Thomas the Rhymer、入手しなくちゃ)。

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品の魅力は物語の構成力と個性的な登場人物です。

物語の構成力。読んでる途中では何が展開してるのかさっぱりわからない、ラビリンス状態。なのに、さいごのさいごにはぴたりときれいに収まってしまう。ジクソーパズルのよう。さいごのピースが収まって、ああ、こういうお話だったのかぁ、と。それが見事なのです。
 キャラクタの魅力。読んでいて元気をもらえます。女性たちははちゃめちゃに元気。男性はユーモアがありつつ、影や謎があってそこが物語のキーになってる。

 去年あたりからわたしの中では、Diana Wynne Jones の本が、読むのが目標から読みやすいに変わりました。
 Diana Wynne Jones が読みやすいと感じるようになるなんて。びっくり。信じられなーい。多読ってすごいなぁ。

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