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The Devil's Arithmetic

book

夏になると、戦争をテーマにした本に呼ばれてしまいます。
読んでいて面白いわけでも、好きなわけでもないんだけど。

現代のアメリカで暮らすユダヤ人の少女 Hannah は、ひょんなことから第2次世界大戦中のポーランドへ心だけトリップしてしまいます。身体は少女Chaya。精神は Hannah。歴史の知識として600万人が犠牲になったユダヤ人の虐殺を知っている Hannah 。そんな彼女の目の前にドイツ兵が現れ、そして…。

 この作品を書いた Jane Yolen はアメリカ生まれのユダヤ系の作家です。工藤直子さんの名訳『月夜のみみずく』(原題:Owl Moon)、バーバラ・クーニーさんがイラストを描いた絵本、"Letting Swift River Go"を書いた人といえば知る人も多いかなぁ。わたしは彼女のファンタジーが好きで、何冊か読んだことがありますが、彼女がユダヤ系だということをわたしはこの本ではじめて知りました。


 子どもたち(小学生高学年から中学生くらいかな)が読むことを想定して書いてあるので、重い過去を、重過ぎず、現代へ、未来へとつなげるように描き出している。
 辛い内容なのに、最後まで読ませてしまう。さじ加減がうまいなぁ、、なんて思ってしまうわたしの読み方、素直じゃないかも。

 YL6.0くらいかなぁ。

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