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これが本当の朗読だ

book

 最近、読書の中で音読をすることが多くなりました。音読の参考になるといいな、と思ってこの本を読みました(このタイトルはあまり好きじゃないけど)

 英語と日本語では朗読のポイントは違うかも、と思いました。でも、英語の朗読の技術に関する本を英語で読むだけの英語力はわたしにはまだない。かといって、その話題を日本語で読むのも変な気がする。なので、日本語で読むなら日本語の朗読に関する本がいいかな、と(根拠はなくて、なんとなくそんな気がしただけですけど)

 著者は元NHKのアナウンサーだそうな。音読のプロですね。

 読んで面白かった点。

 日常会話のような声で読む。朗読だからと声を張り上げて読むのではなく。(アナウンサーならマイクがあるから声を張り上げる必要もないもんね)。
 演技をする必要はなく、自然に読めばよい(アナウンサーのナレーションってそうだよね。過剰な感情表現はひかえてる)。
 主語は高いアクセントをつけると聞き手に伝わりやすい。
 述語から少しづつ増やしていく練習をすると自然な言い方ができる。

 具体的には、著者の読み方は、読み出す前にまず息を吐く。すると、自然に息を吸います。その吸った息を使って、冒頭にアクセントを置いて読み始めて、自然にゆるやかに下っていく。その呼吸のしかた(著者は「間」と言っていますが)がなかなか興味ぶかかった。こういうふうに読むと、自然に腹式呼吸になるということが発見できたのも面白かった。
 複数の人の会話文の場合の間のとりかたや、段落が変わるときの間のとりかた、なんて解説も、読めば「なるほど~」と面白かった。

 CDがついていて、記述されたポイントを音声で聴いて理解できるようになっている。付録として著者による新見南吉の「ごんぎつね」の全編朗読が収録されている。その朗読を聴くと、あぁ、NHKのアナウンサーのナレーションってこういう感じだよなぁ、とわかる。

 好みはあると思うけど、自然にすっと読む(過剰な演技がない)こういう読み方もいいな。聞き手の想像力に解釈をまかせる部分が増えるように思う。

 発音の話ではなく、「相手に理解しやすい読み方とはどういうものか」という観点で書かれているので、英語での朗読に共通することもありそうです。

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和書」カテゴリの記事

Comments

かのんさん

お元気のことでしょうか?突然のお久しぶりです。誰あろう、MOMA親爺です(笑)。いきなり現れてすいません。今日はご相談があっておじゃましました。

この正月に義理の兄と会った折り「多読」の話をしました。うちには娘がおりまして、え〜もう高校二年になりました。細々とではありますが、多読続けております。ハリーポッターの最終巻をこないだ読んでいましたので、娘の多読のはなしなんぞをしましたところ、義理兄いたく興味を持ってくれたのです。
義理兄は「そちら」に住んでいるので、オフ会やその他、照会したいのです。

この先は「土地」の名前を出さないと話が続きませんが、blogのような公共の場所で不躾ですし、あるいはかのんさんに迷惑がかかってもいけませんので、よろしかったらこちらまでメールをいただけませんか?


歯切れの悪い案内ですいません。

MOMA親爺

Posted by: MOMA親爺 | 2008.01.22 00:24

MOMA親爺さん、こんにちは。かのんです。

お、お待たせしました、お返事。。

さきほど、ご連絡いただいたアドレスに
メールをお送りしましたので、
よろしくでーす♪

MOMAさんFamily はそれぞれがマイペースで多読を楽しんで
いらっしゃるご様子でなによりです♪

Posted by: かのん | 2008.01.26 06:56

こんにちわ。わたしも多読をはじめました。多読するだけじゃなく、洋書を通じて人生を語りあう小さな読書会を探しています。関東でそんな集まりありますか?
よろしくお願いします。

Posted by: YK | 2008.03.22 20:57

YKさん、こんにちは。かのんです。

 多読の世界へようこそ。

 YKさんは、なにか多読をしている方が集まる場をお探しなのでしょうか。

 わたしは関東在住ではないので、詳しいことはよくわかりません。YKさんがお探しの読書会にあたるのかどうかは、わかりませんが、わたしのわかる範囲内で、いくつかピックアップしてみますね。
 
(1)SEGブッククラブの読書相談会

 多読をはじめたばかりの方を対象とした相談会です。
 本来はブッククラブ会員のための会ですが、会員外であっても見学はできます。まずそこに参加してみて、相談員の方に相談をしてみてはいかがでしょう。
http://www.seg.co.jp/bookclub/schedule.html

(2)ミステリ?なお茶会

 佐藤まりあさんが開催していらっしゃるオフ会です。
 http://buhimaman.at.webry.info/
 ふだんはひと月に1度くらいの割合でひらかれています。前回は3月11日に開催されました。いまはまりあさん、ご家族のことでお忙しいご様子ですので、問い合わせなどはすこし時間を置いてからのほうがよいかもしれません。

(3)多読的おしゃべりの「南南南会」

 酒井邦秀さんとその仲間たちが運営・参加する会です。基本的には英語でトークなのかな?(参加したことはないので詳しい様子はわたしにもよくわかりません)。
http://tadoku.org/kb/kb7.cgi?b=kodomo-off&c=v&num=100

 SSSのオフ会の掲示板、または、酒井邦秀先生のこども式のオフ会の掲示板をチェック、または、その掲示板に投稿してみると、どなたかからお返事があるかもしれません。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&num=100
http://tadoku.org/kb/kb7.cgi?b=kodomo-off&c=v&num=100

 YKさんにとって居心地のよい会が見つかりますように。

Posted by: かのん | 2008.03.23 08:01

どうもありがとうございます。素敵な集まりに出会えるといいな。ちなにみわたしの多読一発目はRain manです。今後ともよろしくですー

Posted by: YK | 2008.03.23 20:31

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