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Fire and Hemlock

book

 Fire and Hemlock を読了しました。再読です。記録をみてわかったんだけど、読了するのは4回目。3年ぶり、500万語ぶりでした。ほぉ~。そんなに間隔が開いていたんだ。

 少女Polly とチェロリストの Mr. Lynn との奇妙なふしぎな係わり合い。いろんな要素がはいったお話です。家族、友人とのかかわりのなかで成長してゆく少女の成長物語でもあり、Mr.Lynn との恋愛小説でもあり、現代のフェアリー・テイルでもある。

 魅力は3つ。キャラクタが魅力的なこと。そして、緻密に組み上げられた構成が見事なこと。推理小説のよう。ええ~っこんなことが伏線になるのぉって。もう、何度も読んでて展開もわかってるのに、すんごく楽しく読めた。うれしかったなぁ。3つめは本。作中でね、Mr.Lynn が Polly にたくさんの本を送ってくれるの。ライオンと魔女、とか、北風のうしろの国、とか。それがもう楽しくって。30年くらい前に書かれた本なので、音楽を再生するプレーヤーはレコード。レトロな感じがまた楽しい。

 読んでみて感じたことは、やっと、英文を英文のまま、楽しめるようになったなぁ、ってこと。ニュアンスが伝わる、おかしさがわかる、動きが見える、そんなふうに。  会話でね、以前読んだときは、簡単な単語ばかりなのに意味がよくわからない、っていう箇所が多かったの。それもずいぶんイメージがつかめるようになりました。あぁたぶん、こういう感じかな、って。単語のニュアンスっていうのかな。

 日本語を介さないでわかるっていうのが、いまだに不思議。 多読を始める前は、きっとわたしの英語力は日本語という支えが必要な、つる植物のようなものだったのかな。だから日本語から離れた遠いところまで伸びていけないの。

 多読はね、日本語の森を離れて、まったく新しい土地に種を播くようなもの。今は、日本語の支えがなくてもだいじょうぶ。この5年間でずいぶん大きな木が育ったかな。もちろんわたしの中の日本語の森から見れば、英語の森はまだまだ貧弱でせまくて低い木ばかりだけど。でも、なんにもないところから始めたんだもん。ずいぶん育ったなぁ、って思う。

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