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『Pied Piper』

book

ISBN=1842322788
Nevil Shute (著)
YL7~8 97,000words

 第2次世界大戦中のフランスが舞台。英国人の初老紳士 Howard が南フランスに滞在しているときに大戦が勃発。北からはドイツ軍が侵攻し、南ではイタリアが戦線布告。故国へ戻ろうとする Howard は、同じホテルに滞在していた婦人に、自分の子どもたちを英国の親戚のところまでいっしょに連れて帰って欲しいと頼まれ、引き受けます。ロンドンには1日で到着の予定だったのが、列車は運休、宿泊先のホテルは軍に接収、乗っていたバスは戦闘機の機銃によって爆破され、徒歩で戦火を避けながら旅を続けることに…、というお話です。翻訳は『パイド・パイパー - 自由への越境』(ISBN=448861602X)。
 現在、約半分読了。英文はわたしには読みやすいです(ここまでくるとレベルの問題より好み・相性の問題かも)。わからないところは数行単位で飛ばしていますが。この語数のわりに字が大きいのも読みやすい理由かも。舞台がフランスなので、たまに会話にフランス語が出てきます。ドイツ軍兵士も登場するので、ドイツ語もちょっぴり出てきます。全然わかんないけど、気分で読んでます(^^;
 作者のNevil Shute は1899年生まれ。エンジニアであり、空軍に所属、戦後は航空関係の仕事をしていたようです(著者紹介の英文がよくわからないので、違ってたらごめんなさい)。
 主人公の Howard は不言実行タイプ。年をとったらこんなスマートな人にわたしはなりたい。文体は淡々としていますが、作者の静かに熱い反戦の思いが伝わってくるようです。あまり著作は多くないようですが、彼の著作の1つである『A Town Like Alice』のリトールドがMGR4にあります(こっちは未読)。

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