『Abigail Takes the Wheel』
by Avi
I Can Read Book 3(Chapter Book)
ISBN=0064442810
1,970語 YL2.5(sss書評より)
Abigail と Tom の姉弟はニュージャージーの港からニューヨークの学校へ、毎日船で通っている。船の名は Neptune 号。船長は彼女たちの父だ。
ある朝、航行中の2艘の船が接触事故をおこす。その場に居合わせた Neptune 号は、事故した船をニューヨークの港まで牽引することになる。船員の Mr. Oliver に操舵をまかせ、父は事故船に乗船する。けれど、Mr.Oliver は体調が悪くとうとう操舵できなくなってしまう。急遽、Avigail と Tom はたった2人で船を操縦することに…。港までの水路には多くの船が航行している。波も荒い。はたして、Neptune 号は無事、港までたどりつけるのか?
ICR もレベル3になるとけっこう難しいですね。SSS多読で覚えたことばがたくさん出てきます。
いかにも、わくわくどきどき。子どもたちの冒険心をくすぐるお話です。Abigail は良い子すぎてちょっぴり魅力減点ですが、そんな部分も含めて 米国の児童書らしいなぁ。
作者のAvi は『Crispin: The Cross of Lead 』で2003年のNewbery賞を受賞しています。ほかにもたくさん児童書を書いているようです。こちらでは彼の作品の表紙画像が見られます【Fantastic Fiction】
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