« 『Christmas Trolls』 | Main | 『Black Ships Before Troy』 »

『Comet's Nine Lives』

book


by Jan Brett
ISBN=0698118944

 こちらは一転して、夏のお話です。

西欧の言い伝えによると、猫は9つの命を持ち、8回生まれ変わるらしい。ある夏の日、花畑で気持よく居眠りしていた猫のコメットは、うっかり毒のある花を食べてしまい最初の命を失います。それから次々と災難が起こり、とうとう残るは最後の命のみ。

 お話の舞台となった、ナンタケット島は、アメリカのボストン郊外(といっても100kmくらい離れているそうですが)に浮かぶ小さな島。小説『白鯨』の舞台にもなっているそうです。

 猫は9つの命を持つ、という言い伝えは、わたしの好きな、ダイアナ・ウィン・ジョーンズのあるお話のモチーフにもなっています。(ネタバレになるので、どの本とは言いませんが)。日本では九尾のキツネ伝説があります。遠野物語にもあったなぁ。いずれにせよ、ふしぎな力を持っていると感じさせるものが、猫やキツネにはあるところが面白い。
 民話や言い伝えでどこか共通点がある。ユーラシア大陸の東と西、離れているようで、昔からつながっていたのかな、なんて思いを馳せるのも楽しいです。

 Jan Brett は、くるぶしさんのオススメ作家。わたしがこの作家を知ったのは今年の春、くるぶしさんの100万語通過報告でした。

 で、『Christmas Trolls』とこの『Comet's Nine Lives』が同じ作者であることにわたしはつい最近まで気がついていませんでした(絵が気に入って別々に購入していたので)。どちらも先日の読書会に持っていったのですが、そのときも気付いていませんでした。同じ机の上に自分で並べておいているのに。
 気がついたのは、sumisumiさんのHPの " The Mitten " のコメントがきっかけです。

|

« 『Christmas Trolls』 | Main | 『Black Ships Before Troy』 »

絵本」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 『Comet's Nine Lives』:

« 『Christmas Trolls』 | Main | 『Black Ships Before Troy』 »